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この”鳥歳時記”は筑後支部報「まめわり」の記事より転載しています


by saijiki33
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~鳥歳時記(35)~

まめわり2006年8月号掲載

大瑠璃の声を浴びたる雨の山 敦子   

九合目までは雲なり筒鳥の声 敦子



はじめの句
季語は「大瑠璃」で夏
梅雨さなかの古処山探鳥会はやはり雨。声だけでもと入った山は、
ミソサザイとオオルリの声が響き渡っていた。


つぎの句
季語は「筒鳥」で夏。(ここでは”つつ”と詠む)
なんのかんのと言いながら、結局てっぺんまで登ってしまった。
荷物も持たず、傘をさしながら、山頂に立つと、雲の中からかす
かに筒鳥の声。登った甲斐がありました。

by saijiki33 | 2006-08-15 18:07 | 俳句