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この”鳥歳時記”は筑後支部報「まめわり」の記事より転載しています


by saijiki33
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~鳥歳時記(9)~

まめわり2004年6月号掲載

かはせみを待つ宿の窓大きかり 敦子   

木管のくわくこう金管のほととぎす 敦子



はじめの句
季語は「かはせみ(かわせみ))」で夏。
脇田温泉は犬鳴川のほとりにあり、蛍もたくさん飛ぶ。宿の人の話ではいつも止まる枝があるとのこと。早起きした人が見たという。



つぎの句
季語は「くわくこう(かっこう)」で夏。
盛岡に住んでいた頃、社宅のすぐそばまで来て啼いていた。鳩時計のような声。ほととぎすはやや金属的に感じた。


by saijiki33 | 2004-06-09 22:42 | 俳句